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労政連(全国労政・労委連絡会)活動報告

ブラック企業の問題を知っていますか?

 8月1日に東京において「第12回自治労・地方労働行政交流集会」と労政連拡大幹事会を開催、翌2日には厚生労働省交渉を行い、いずれも東が参加しました。
 地方労働行政交流集会では、NPO法人POSSE代表 今野晴貴さんの「『ブラック企業』と若者の労働問題」の基調講演がありましたので、その内容を紹介します。

ブラック企業の実態
 ブラック企業という言葉はネット上で使われ始め2010年ごろから就職活動中の若者に広まったもので、明確な定義はありません。「正社員」を大量採用し、採用後に選別して長時間労働に耐えられる人だけを残す、あるいは、低賃金・長時間労働で労働者がボロボロになるまで(過労死するまで)使いつぶす、というパターンが典型的です。いずれも、これまでの「正社員≠長期雇用」という雇用慣行を前提としていない点が特徴です。

ブラック企業問題は、何が新しいのか
 ブラック企業は必ずしも違法企業ではありません。過剰なノルマや不当な命令が権利濫用になる場合もありますが、直ちに違法と言えない場合もあります。(逆にブラック企業以外にも違法行為を行う企業はあります。)
問題は、「違法かどうか」ではなく「若者を大量採用して使い捨てる」という『脱法的な経営手法』によって高い利益を上げていることです。

ブラック企業の問題とは
 ブラック企業が増え、そこで使いつぶされて病気(うつ病など)になって退職する若者が増えています。この結果、本来であれば社会を支える労働力が減少し、病気の若者への社会保障給付が増えています。また、会社側と労働者側が互いに疑心暗鬼になり信頼関係を築くことができなくなってきたという面もあります。

ブラック企業問題の課題など
 若者の労働問題というと「非正規労働者が多いこと」がクローズアップされますが、ブラック企業で起きている問題は「正社員」が対象です。したがって「非正規労働問題」とは別の対策が必要です。
 ブラック企業の問題が、過労死・過労自殺の問題と深く関わっていることから、長時間労働の抑制が必要です。(現状は、過労死ラインである月80時間を超える36協定が少なくない。)また、離職率の明示を義務付ければ、求職者自身が企業を見分ける参考にできます。
ブラック企業の「脱法」行為をなくしていくためには、労働基準監督署の体制充実や労働行政の強化が必要です。

報告者の所感
 7月31日に「ブラック企業被害対策弁護団」が立ち上げられ、被害者からの相談をうけ、実態を調査して社会に訴える活動をしていくことが、今野さんから報告されました。
 ブラック企業は新興産業が多く、労働組合がないことで問題の発見が遅れたという面もあります。
 ブラック企業の問題解決に向けて、労働組合は何ができるでしょうか。「自分の労働条件」ももちろん大切ですが、他の人々、特に若い労働者がどのような状況で働いているのか、関心をもち、行動していくことが必要です。

《厚生労働省交渉》
 8月2日の厚労省交渉では、労政行政の推進、都道府県が実施する労働相談、労働教育への支援などを求めました。

《労政連の今後の活動》
 労政連は20周年を迎えました。この機会に労政連の活動を知っていただくとともに「働く人たちの力で働きやすい職場、安心して働き続けられる社会を作る」ための情報を発信するため、冊子を発行する予定です。
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2013レクレーション

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10月13日日曜日さわやかな秋空の下、本庁・市内支部はレクレーションを実施しました。
サントリー山崎蒸留所は、我が国で初めてのウィスキー蒸留所だそうです。米や芋、麦を種類の異なる麹を使って醸造した酒を蒸留してつくるのが焼酎、ワインを蒸留するのがブランデー、ビールを蒸留するのがウィスキーです。その醸造工程、蒸留工程、貯蔵工程を見学しました。様々な形の蒸留釜で2回蒸留した原酒を、オーク樽、シェリー酒樽など様々な種
類の樽につめて保存します。蒸留釜、貯蔵する樽により性格の違う様々な原酒(モルト)ができあがります。それら性格の違う原酒をブレンドしてウィスキーができあがります。
見学後、山崎のモルトのみをブレンドしたピュアモルトウィスキー「山崎」の水割り、ハイボールを試飲し、さらに山梨県にある白州蒸留所の「白州」をハイボールでいただきました。1階のバーカウンターで更に一杯引っ掛け、予約してあるイタリアンレストランに向かいました。食前酒として冷えた白ワインをいただき、自家製パスタのランチをいただきました。
よっぱらった足には山荘美術館までの坂道はきついかなと思っていたら、送迎バスが用意されていました。
大山崎山荘は、ニッカウィスキーの創業者の一人がつくった別荘です。今はニッカウィスキーの親会社であるアサヒビールの所有で、美術館として公開されています。文化、美術に造詣の深い往年のブルジョワジーの思想を感じさせる山荘のたたずまいに、展示されているモネの睡蓮など美術品以上に感銘を受けました。
秋空のようにさわやかな酔いを残しながら家路につきました。


さよなら原発10万人集会に自治労京都府関係労組も参加!

7・16さよなら原発10万人集会in代々木公園に参加しました。まず率直におもったことは、人が多いと言うことよりも、その参加者が団塊の世代かそれ以上の方達で38歳の私などは参加している中ではほぼ最年少見たいな感じでした。
パレードの次の日のこと東京駅のマクドナルドで大学生くらいの二人の会話が耳に入ってきました。その会話の内容は「昨日さ反原発のなんかやってたでしょ?あいつら冷房とか使わないのかつぅーの」と私は心の中で「使います。この東京へも新幹線で来ました」と・・・
その若者の会話を聞いて思ったのは、今の中国とそれ以前からの先進国の環境問題に似ているようにおもった。これから大量のエネルギーが必要な中国と今までから大量のエネルギーを使っていた先進国、その先進国が大量にエネルギーを使うのは環境に良くないから使うなと、あほかとって成りますよね?
綺麗ごとじゃすまない域に来ています。今テレビでほこたて矛盾と言う番組があります。世の中に矛盾は数多くあります。その矛盾が許せないのであれば、アラブの春やロシアの選挙の時のように国民が命をかけてその矛盾に立ち向かうそれくらいの覚悟が必要なのかなと思います。
私は思う、共存できる矛盾であれば、その矛盾と共存しつつ継続してその矛盾に行動を起こしていくことが出来ればと思います。

脱原発について考える-「チェルノブイリ・フクシマ2012京都の集い」に参加して-

 昨年3月11日の東日本大震災による福島第一原発の事故は、未だ「収束の見通しの立たない状態」です。去る3月17日、京都で脱原発の運動をしている団体が、フクシマの今後と原発のない社会について考えようと、上記集会を開催しました。参加者180名、自治労府職からは3名が参加しました。以下にその概要を報告します。

フクシマの現地から
 福島の現地の被爆の状況、それが住民にどう伝えられたのか、人々の暮らしがどうなっているのか等について、地元双葉郡富岡町で「双葉地方原発反対同盟」で40年間反原発を訴えてきた石丸小四郎さんが、詳しく報告されました。
 震災当日の3月11日、震災後に津波警報が発せられたものの原発事故についての情報はなく、21時頃に「半径3キロ以内の住民に避難」「3~10キロ以内は屋内待避」の指示が出されました。以後、今年の3月7日現在でも16万人を超える方が避難生活を続けています。

原発関連死
原発事故が直接的な原因(熱線や爆風など)で亡くなった方はいませんが、避難指示が出された13町村の震災関連死は621人で、その多くが原発事故に起因するものでした。特に病院や介護施設は、避難用のバスなどの移送手段が不足し、どこに避難すれば良いかという情報もないため6,7時間に及ぶ長時間の移動により多くの方が亡くなりました。1つの病院で避難中に49名もの方が無くなったケースもありました。また、避難先でも環境の激変によりこれまで自立した生活ができていたお年寄りが急速に衰弱し亡くなるケース、原発事故による避難指示が無ければ救出できた震災被災者の死亡などのケースがありました。
 また、農業・畜産業を営む方が多い双葉郡では、原発事故により農地が汚染されるなど生活の基盤を失った方の自殺が増えました。

子どもの被爆
 福島県が昨年6月から福島市の学校や通学路で実施してる除染の実証実験の「除染後」の放射線量は0.7~1.9マイクロシーベルト/時で、これは原発の敷地内にある放射線管理区域の基準線量(0.6マイクロシーベルト/時)より高くなっています。また、学校での屋外活動が規制されている児童数が10万人に及んでおり、そのことが子どもたちの成長に与える影響も未知数です。

自治体労働者の若年退職・長期病休者の激増
南相馬市では職員830人中101人が早期退職するほか、メンタルな疾病による長期休職者が増加するなど、自分自身も被災者である自治体労働者のおかれた過酷な状況についても報告されました。

石丸さんのお話のまとめと東の所感 石丸さんのお話から、福島第一原発の事故により、これまで何世代にもわたって暮らしてきた故郷を去ることになり、農地などの生活の基盤を失い、責任のない子どもたちが放射性物質の影響を受けている状況、汚染が東日本全域に広がっていること、事故直後「SPEEDI」などの情報が公表されれば避難中の被爆を防ぐことができたにも関わらず政府も福島県も情報を提供しなかったことなど、現地のリアルな被災の状況がわかり、原発事故とフクシマの人々について理解を深めることができました。

 集会では、上記の石丸さんの報告のほか、京都府・滋賀県が関西電力に求めている原発安全協定について角替 豊さんからの提言と報告があり、続いて「さよなら原発1000万人署名・京都の会」から現状(全国で署名約600万筆)と、5月31日まで期間を延長するので署名を集める人になってほし、という呼びかけがされました。
 最後に参加者一同で、全ての原発の廃止、大飯をはじめとする原発の再稼働反対などを訴えるアピールを採択して終了しました。

追記
3月17日の集会で採択されたアピールには「大飯原発3・4号炉の再稼働を許すな!」という項目も入っています。
 万一大飯原発でフクシマと同様な事故が発生すれば、西日本の広い範囲も放射能に汚染される可能性が高く、仮に北風の吹く季節に事故が起きれば京都府への影響はさらに大きくなることが懸念されます。
 大飯原発の「なし崩し的な再稼働」に反対し、政府に慎重な判断を求めましょう。

「さよなら原発 3.11関西1万人行動」に参加して

 福島原発事故から1年目に当たる3月11日に当たって、全国各地でさよなら原発行動が開催されました。関西では大阪市中之島公会堂大ホールにおいて、午前十時三十分から「福島・福井の現実を知ろう!明日は我が身と考えて」をテーマに特別企画の講演があり、午後1時からは、日下育子さんの被災者アピール、「かいじゅうげんぱつどん」上映があり、「大飯原発3・4号の再稼働を止めよう! 脱原発への政策転換を勝ち取ろう!」集会決議承認後、シュプレヒコールを叫びながら関西電力本社店前に向かってデモ行進しました。
 なお、午後の集会とデモは、参加者が多いことから2回に分けて行われました。 福島県飯舘村の酪農家・前田地区区長、長谷川健一さんの講演「原発事故が奪ったもの」では、御用学者による「安心、大丈夫」というウソと、それに洗脳された村長の誤った決断、搾った牛乳を捨てたり、育てた牛を※屠畜(とちく)場へ送る時に泣きながらトラックを追いかける女性の話、餓死した牛の死骸を食べて生き残っていた豚の話、相馬市の酪農家(長谷川氏の友人)の自殺の話を聴いたとき、原発・東電への憤りと被害を受けられた酪農家皆さんの無念さで、涙があふれ出てきました。牛舎の中の黒板には、チョークで「原発さえなければ」と辞世の言葉が書かれていたとのことでした。
 また、飯舘村の隣町・宮城県名取市より奈良県に避難された日下育子さんは、原発事故により、幼い子供と妊娠中であったことから家から出ず、家族とともに過ごせる日常の生活がどれだけありがたいかを涙ながらに話されました。
 「関電コース」のデモは、公会堂から、裁判所・朝日新聞・関電本社店北側を通り、西梅田公園で解散しました。関電北側では立ち止まり、「原発を止めよ」等シュプレヒコールを叫びました。
※屠畜場:牛や豚、馬などの家畜を屠殺して解体し、食肉に加工する施設
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